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さまつりっぷ

石岡巡り

11月15日、茨城県石岡市をサイクリングしてきました

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石岡の町は古い建物が多く残っていることもあって、1度巡ってみたいなと思っていました。本来の目的は、旧八郷村の茅葺き屋根が立ち並ぶ地区を巡ることだったのですが、途中写真を撮っていたら時間が足らなくなりました

行きたいところ全て行けなかったのが心残りですが、天気にも恵まれ、色づいた木々は目にも鮮やかで忘れがたい一日となりました

その時の写真と感想をまとめました

 

 

 

石岡駅からスタート

石岡駅前の駐車場に車を止めて、折りたたみ自転車を下ろします

1日上限400円でした。助かります

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外から見たのは初めて。綺麗な駅

 駅から少し走ると、程なくメインストリートに出ました

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登録有形文化財にも指定されている

通りは南北に伸びていて、両側にチラホラと看板建築の建物が残っています

現役の店舗も多く、手入れも行き届いていました

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東側。帰りの夕方に撮影

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レリーフも白く塗られ凝っている

目についた看板建築を眺めながら、常陸国総社宮をめざします

常陸国国府があった所らしく、丘の上にありました

広いというわけではありませんが、立派な社殿を持つ古刹です

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常陸国総社宮

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キツツキの音がする参道

コツコツコツ・・・とキツツキが音を立てていて姿も見えます

残念ながら写真は撮れず。鳥は難しい

この日は七五三のお参りの日で、幟も出ていました

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賑わう境内

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菊を背景に記念撮影できるようです

着飾った親子連れが次々にやってきて、華やいだ雰囲気でした

晴れの日にお参りができて良かったなと思います

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拝殿ではご祈祷の最中

 

筑波山麓へ

総社を離れて、筑波山方面を目指します

石岡市街地を抜けていく中でも、結構気になるところがありました 

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赤レンガの壁だけが残る

石岡小学校近くに、レンガ塀だけ残っている一画がありました

工場跡地かなあと思いましたが、よくわからず・・・

野田市の市民会館近くにも似たような一画があった気がします

この近くには古い造り酒屋があったそうなので、これも醸造関係なのかも?

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入り口はキバナコスモスが塞いでいました

常陸国分寺辺りからメインストリートに戻ると、その辺りにも古い建物が点在していました。交通の要衝として往事の繁栄が偲ばれます

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蔵造りの家

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観音開きの扉

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2棟の倉を両脇に構えている

西に曲がると筑波山が見えました

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筑波山、標高の割には大きく見える山ですね

高速バスの石岡停留所辺りから常磐道を越えると、段々とのどかな風景が広がり始めました

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見事な紅葉でした

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これはプラタナス

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自転車と

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本当に燃えるような紅葉


これらの紅葉は常陸風土記の丘付近で見られました

まとまっていたので、施設整備に合わせて植えられたのかもしれません

常陸風土記の丘にも古墳群があるとか・・・房総風土記の丘に似てますね

いずれ寄ってみたいと思いますが、この日は脇を抜けて先に進みます

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ぶどう園。シーズンオフの模様

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残っていたぶどう

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セイコーマートもありました

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段々日が傾いてきてしまい、この辺りで戻ることにしました

柿岡や八郷の辺りを見て回るのはまた今度にします

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筑波山から加波山に連なる峰

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石岡のNTTの電波塔が見えます

帰りは楽なもので、ずっと下っていくだけです

途中、細い道の入り口に花が植えられている箇所がありました

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サルビア

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地区の入り口のようです

他にもアジサイやコスモスなどが見られました

地域の人が大事にしてるんですね。手間をかけていそうでした

 

石岡市街地へ戻る

何となく方向感覚がわかってきたので、地図は見ないで石岡駅を目指します

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石岡小学校

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大木のある学校、いいですよね

石岡小学校は旧常陸国府跡に建っているそうです

「ふるさと歴史館」が併設されていて、裏門から誰でも敷地内に入ることができました

今のご時世では珍しいことだと思います

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「古墳の出現」という企画展がやっていました

無料で入館でき、企画展の他、石岡の成り立ちを知れる常設展が2階にあります

館内には流山から看板建築を見に来たという親子連れもいました

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前庭には石棺の実物が展示されています

小学校を出て総社方面を目指します

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整備された道

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古めかしい医院・・・現役ではない模様

総社の鳥居近く、大きな松ぼっくりを付けた木がありました

ひっきりなしに小鳥がやってきては、傘の部分をつまんで運んでいます

巣の材料にしているようです

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松ぼっくりの傘をついばむ小鳥

これはジョウビタキでしょうか?

キツツキもいましたし、小鳥が多く住んでいる地域のようです

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木々の多いまちなみ

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赤く色づいたケヤキの大木。タイヨー石岡店

さて、石岡駅近辺まで戻ってきました。お昼を食べていなかったので、何か食べたいなと思って思い出したのが蕎麦屋「東京庵」でした

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東京庵

石岡では珍しい数寄屋造りの建物だとのことです

昼に蕎麦を食べたかったのですが、どこも売り切れでありつけなかったのでここに決めました

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風格のある入り口

入ってみると客は誰もいませんでした。時間も中途半端でしたからね・・・

天ぷらそばを頼みます

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うどんもあるみたいです

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店内の様子

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厨房というよりは台所といった雰囲気

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天ぷらはその場で揚げていました

柚子の皮が一切れ入っていたのが嬉しかったです

天ざるにすれば良かったなあと思いました

 

お腹も満たしたので、後は帰るだけです

今回、何となく見てみたいなあという漠としたイメージで訪ねたのですが、意外と見所があるのと範囲が広いのとで、柿岡や八郷の方まで足を伸ばせなかったのが心残りでした

距離は近いので、また機会を見つけて行ってみたいです

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街灯の小鳥のオブジェ

それでは、お読みくださりありがとうございました