石岡巡り
石岡の町は古い建物が多く残っていることもあって、1度巡ってみたいなと思っていました。本来の目的は、旧八郷村の茅葺き屋根が立ち並ぶ地区を巡ることだったのですが、途中写真を撮っていたら時間が足らなくなりました
行きたいところ全て行けなかったのが心残りですが、天気にも恵まれ、色づいた木々は目にも鮮やかで忘れがたい一日となりました
その時の写真と感想をまとめました
石岡駅からスタート
石岡駅前の駐車場に車を止めて、折りたたみ自転車を下ろします
1日上限400円でした。助かります
駅から少し走ると、程なくメインストリートに出ました
通りは南北に伸びていて、両側にチラホラと看板建築の建物が残っています
現役の店舗も多く、手入れも行き届いていました
目についた看板建築を眺めながら、常陸国総社宮をめざします
広いというわけではありませんが、立派な社殿を持つ古刹です
コツコツコツ・・・とキツツキが音を立てていて姿も見えます
残念ながら写真は撮れず。鳥は難しい
この日は七五三のお参りの日で、幟も出ていました
着飾った親子連れが次々にやってきて、華やいだ雰囲気でした
晴れの日にお参りができて良かったなと思います
筑波山麓へ
総社を離れて、筑波山方面を目指します
石岡市街地を抜けていく中でも、結構気になるところがありました
石岡小学校近くに、レンガ塀だけ残っている一画がありました
工場跡地かなあと思いましたが、よくわからず・・・
野田市の市民会館近くにも似たような一画があった気がします
この近くには古い造り酒屋があったそうなので、これも醸造関係なのかも?
常陸国分寺辺りからメインストリートに戻ると、その辺りにも古い建物が点在していました。交通の要衝として往事の繁栄が偲ばれます
西に曲がると筑波山が見えました
高速バスの石岡停留所辺りから常磐道を越えると、段々とのどかな風景が広がり始めました
まとまっていたので、施設整備に合わせて植えられたのかもしれません
常陸風土記の丘にも古墳群があるとか・・・房総風土記の丘に似てますね
いずれ寄ってみたいと思いますが、この日は脇を抜けて先に進みます
段々日が傾いてきてしまい、この辺りで戻ることにしました
柿岡や八郷の辺りを見て回るのはまた今度にします
帰りは楽なもので、ずっと下っていくだけです
途中、細い道の入り口に花が植えられている箇所がありました
他にもアジサイやコスモスなどが見られました
地域の人が大事にしてるんですね。手間をかけていそうでした
石岡市街地へ戻る
何となく方向感覚がわかってきたので、地図は見ないで石岡駅を目指します
石岡小学校は旧常陸国府跡に建っているそうです
「ふるさと歴史館」が併設されていて、裏門から誰でも敷地内に入ることができました
今のご時世では珍しいことだと思います
無料で入館でき、企画展の他、石岡の成り立ちを知れる常設展が2階にあります
館内には流山から看板建築を見に来たという親子連れもいました
小学校を出て総社方面を目指します
総社の鳥居近く、大きな松ぼっくりを付けた木がありました
ひっきりなしに小鳥がやってきては、傘の部分をつまんで運んでいます
巣の材料にしているようです
これはジョウビタキでしょうか?
キツツキもいましたし、小鳥が多く住んでいる地域のようです
さて、石岡駅近辺まで戻ってきました。お昼を食べていなかったので、何か食べたいなと思って思い出したのが蕎麦屋「東京庵」でした
石岡では珍しい数寄屋造りの建物だとのことです
昼に蕎麦を食べたかったのですが、どこも売り切れでありつけなかったのでここに決めました
入ってみると客は誰もいませんでした。時間も中途半端でしたからね・・・
天ぷらそばを頼みます
柚子の皮が一切れ入っていたのが嬉しかったです
天ざるにすれば良かったなあと思いました
お腹も満たしたので、後は帰るだけです
今回、何となく見てみたいなあという漠としたイメージで訪ねたのですが、意外と見所があるのと範囲が広いのとで、柿岡や八郷の方まで足を伸ばせなかったのが心残りでした
距離は近いので、また機会を見つけて行ってみたいです
それでは、お読みくださりありがとうございました