東北ドライブ② 角館と鶯宿温泉
引き続き、東北をドライブしてきたときの写真です。
前回の記事はこちら
今回は10月12日(月)から13日(火)までです。
訪問地は秋田県角館と岩手県鶯宿(おうしゅく)温泉となります。
角館へ
湯田川を後にして、角館を目指します。
晴れていれば右手にずっと鳥海山を眺めながら走れたのでしょう。ここが心残りです。
ただ、1度の旅行で何でもこなそうとするのは良くないなと最近思うようになりました。
晴れた鳥海山を臨む。
それを楽しみに庄内にまたお邪魔するのもいいですね。
しかし日頃見る山といえば筑波山くらいなので、一際大きく見えました。
海岸に近い、標高の低いところから見上げるからというのもありそうです。
にかほ市までは下道で、ここから高速に乗ります。
羨ましいことに、対面通行とはいえ高速道路の無料区間が結構あるのですね。
どういう理屈で無料にできているのかと検索したら、新直轄方式で国・地方が資金を拠出したものが無料になっているようです。
うーん、関東に無料の高速道路ができることは当面なさそうです。
協和ICで下り、一般道で角館に向かいます。
途中、道の駅「協和 四季の森」で、GoToの1,000円クーポンを使ってお土産を買いました。
隣の広場に桜が植えられていて、ゲートボールもできるようになっているようでした。
地域密着型と思いきや、角館が近いためか関東ナンバーもチラホラ見かけます。
シーズンには混み合いそうです。
道の駅協和から程なくして角館に入りました。
川沿いの広い駐車場に停めます。
平日でしかも天気も良くないだけあってガラガラでしたが、桜の頃にはきっと溢れかえって道も渋滞してるんでしょうね。
せっかく積み込んだのに出番なしというのも気の毒なので、折りたたみ自転車で出発です。
これが良かったです。愛機・・・というほどまだ使い込んでませんが、自分の自転車を入れて撮るとなると、シャッターを切る回数がグッと増えました。
川沿いの桜はまだ青々としていましたが、こちらはもう葉もだいぶ落ちていました。
普通に車が走る通りなので驚きました。てっきり歩行者専用になってるかと。
でも、おかげで自転車で行ったり来たりできて便利でした。
写真を撮っていきます。
モミの木が目立ちますね。
特に気になったのがこのモミジの生け垣です。多くの家がこれで統一しているようでした。
モミジを生け垣にしているのは、今まで余り見たことがないように思います。
普通だよ結構あるよ・・・とかだったら恥ずかしい話ですが。
この生け垣が色づいたら見事でしょうね。
正直、角館にはもっと時間を割くべきだったなあと反省しきりです。
ついでで寄って見切れるような所ではありませんでした。
また自転車を持って行きたいです。
鶯宿温泉へ
角館を発つ頃には日が暮れかけていました。
しかも雨も強くなってきて、仙岩道路を通る頃には土砂降りです。
初めて通る山道が夜間土砂降りで、しかも流れの早いこと早いこと・・・山を下るまでの時間が妙に長く感じました。
下りたら下りたで、道には孵ったばかりなのか小さな蛙がぴょんぴょん跳ねていて、しかし通らないわけにも行かず、ちょっと参りました。
ヘトヘトでたどり着いた旅館は鶯宿温泉の「栄弥」さんです。
ほのかに硫黄のにおいがする、源泉かけ流しの宿です。
部屋は1階で、一番奥に通して貰いました。
こちらを選んだ決め手は夕食プランです。
こちらの左のステーキつきプランに釣られました。
一予約につき一枚とのことですが、一人なので独り占めです。
案内して貰うと夕食の支度が。
ストーブの上でヤカンも音を立てていていい感じです。
肉だけで500gあり、全部食べきれるかなと不安になりましたが、意外にもあっさり入ります。
やっぱりステーキは焼くとそれだけ軽くなっていて、食べる段になると言うほど重くないんでしょうね。
お風呂は比較的広めで、ちょっと熱めのお湯でした。
時々、団体客も来るみたいです。
風呂上がりに、この宿の親戚の方がお風呂に入りに来ました。
毎日のように入っているそうで、羨ましい話です。
それから、この日は私以外にももう一人先客がいて、朝ご飯の時に会えました。
貨物船に乗って全国を回っているという人で、宮古の家に帰る途中で1週間くらいこの宿に滞在すると聞きました。
3ヶ月間は船の上にいて、1ヶ月休む生活とのこと。
今回は千葉の市川で陸に上がり、新幹線で盛岡まで来たというお話でした。
こちらの栄弥には、数年前からこうして仕事が終わった後に泊まりに来ているそうです。
話は聞いてみるものですねえ。
栄弥は若干道がわかりづらいところにあります。
左のガードレールの坂を少し下りるとあります。こちらは新道で比較的通りやすいとのことです。
帰路のお土産
さて、鶯宿温泉を後にして、後は一路帰路につくだけです。
職場に盛岡出身の方がいて、南部せんべいを買うなら地元民が行く所に行けとアドバイスを貰ったので、ここなら間違いなかろうと・・・
やってきました。
見慣れたデザインで、コンビニと同じく全国どこ行っても変わらなくて安心感があります。
店内は中々の賑わい。人と人の距離も、決して広く取られているわけではありません。首都圏と変わらない様子でした。
岩手の人はコロナのことでピリピリしているイメージを勝手に持っていたのですが、良くなかったなと反省です。
最後に、帰りのSAで余っていた地域共通クーポンをどう使おうかと思案しているときに、見つけたお土産を紹介して終えたいと思います。
こちらの紫波SAにありました。
アマビエの鉄玉です。
一緒に煮立てることで、鉄分の補給にも使える優れもののようです。
手に取ってみるとずっしり重く、小ぶりな割に値段が張るのも頷ける質感。
中々出来映えがいいので、地域共通クーポンと現金で購入。
なんだかんだで、地域共通クーポンは普通に使い切りました。
ありがたい制度だと思います。
コロナが収まっても是非続けて欲しい・・・
またどこかで写真を撮ったらまとめようと思います。
それでは、お読みくださりありがとうございました。